2011/06/20

神楽坂で生麩料理

神楽坂 前田 - 飯田橋/懐石・会席料理
http://r.tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13091029/

神楽坂にある、加賀料理店での会食に招待を受けました。

JR飯田橋駅から早稲田通りの坂を上り、脇道に入った雰囲気のある小道沿いに、目的の店「神楽坂 前田」がありました。
店は、最近建てられたのか綺麗でしゃれた和風な内装。
カウンター席、半個室、個室などいろいろな席があるようです。

案内されたのは、2階の4畳ほどのテーブル個室で、外に見える緑が綺麗です。

加賀料理はお麩を使った料理になります。
コース名は、「加賀」です。

まずシャンパンで乾杯。



料理のはじめは、生麩。
普通のとよもぎの生麩に味噌がのっています。
お餅のようなモチモチした、生麩は口に入れるととろりとした感じ。
少し甘みのある味噌との相性がなかなか良いです。



吸物は、鮎と素麺です。
おだしのきいた吸物で、鮎は生臭くなくかなり香ばしく美味しいです。
素麺は束ねてあり品があります。



お造りは、鯛と鮪。鯛が新鮮な感じでコリコリしていました。



合鴨の治部煮椀には、3種類のお麩も入っていて、濃厚な味噌にとろみが付き合鴨の味がよく出ていて美味しいです。
お麩に味がしみこんでいるのがさらに良いです



焼物は、丸茄子の味噌田楽とチーズ生麩です。
茄子の味噌田楽は、味の濃い赤味噌が甘さもあり味わい深く、茄子が焼かれとろけた感じによく合います。
薄皮一枚残して食べられます。
生麩にチーズをのせ焼かれて香ばしいのはワインに合いそうかも。



酢の物は、コリコリした葉っぱと蟹の酢の物で、梅酢をかけた大根おろしがのっています。
ほっと一息つく味わいです。



ご飯は、白飯に甘辛いお麩の佃煮がのったもの。見かけは浅蜊の佃煮のようですが、食べてみるともちもちでお麩とわかります。
お味噌汁は、油揚げの赤味噌でした。

途中ほうじ茶が出てきましたが、普通のほうじ茶でした。
加賀棒茶だったらもっと良かったかも。



デザートは、お麩の白玉と洋なしです。
お麩で白玉とは斬新ですが、もちもちな感じはよく、きな粉・あんこともばっちり合います。