2011/03/28

三島由紀夫の「最後の晩餐」

末げん - 新橋/鳥料理
http://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13002893/

2月は両親の誕生日がある月なので、毎年企画で美味しい物をごちそうしています。
今年は、文豪 三島由紀夫が「最後の晩餐」をした店、新橋「末げん」にとり鍋を食べに行きました。

頼んだのは、
『最後の晩餐』【わ】のコース(8,400円)
です。

コースの内容は、
先付
前菜
わの鍋
お食事
香の物
水菓子
です




先付は、ホタテの明太子和えで、ホタテのぷりぷり感と明太子のつぶつぶの食感がいいです。



前菜は、ニシンの甘露煮、ゴボウのクルミ和え、白身魚の漬けとイクラ。
身の締ったニシンが甘辛く美味しいです。
ゴボウのクルミ和えは少し甘い。クルミの香りが良い感じです。
白身魚の漬けはシンプルでさっぱりした味付けでした。

【わ】の鍋は、別のテーブルで仲居さんが作ってくれ、器に盛りつけ出してくれます。
したがって椀物の様な感じで、あまり「鍋」という感覚がなくて残念なでもあります。



1膳目は、鶏もも肉、豆腐、ネギ、砂肝、椎茸に大根おろしと醤油のたれです。
たれに山椒がかなり効いていて、かなり辛いです。
鶏もも肉が柔らかくかなり美味しいです。



2膳目は、レバー、鶏団子、笹身、野菜をポン酢で。
レバーのとろりとした食感が良く、ポン酢でさっぱりした味わいの鶏団子は気に入りました。

3膳目は、山椒タレかポン酢タレか好きな方を選べます。
お肉は合鴨肉です。野菜はネギ、椎茸等です。
合鴨肉は、しっかりした歯ごたえで、肉のうま味がよく出ていました。
このお肉はかなり美味しいかと。



〆は雑炊。鍋のスープにごはんと溶き卵で完成。
味付けはさっぱりして、とりのスープを吸ったごはんが美味しいです。
お代わりしたい感じですが、仲居さんが作ってくれるのでそうも行きません。



水菓子は苺とグレープフルーツ。
苺がもう少し甘かったら良かったかも。

8400円のコースの割に量が少なく感じ、別に15%のサービス料がかかるのでちょっとCPが悪い気がします。

ココは、お昼の親子丼の方がおすすめかも。