2009/06/11

近江牛の会席

京洛肉料理 いっしん - 牛料理、割烹・小料理、京料理、(祇園四条)
http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26003825/



前回のレビューの通りいままでいったレストランでナンバーワンの店です。
行きたいと思いつつ2年前建ってしまいました。近江牛の肉懐石料理屋さんです。



夜のお任せコースが、11,500円と2年前から1000円値上がりしてしまっていたのはちょっと残念です。

肉そうめん

いっしんで一番食べたかった一品。生肉に筋を入れてそうめん状にしたもの。
とろろ芋、海苔、わさびと混ぜて食べます。少し出汁もかかっているようで、お肉の味ととろろ芋の風味がよくおいしいです。

味噌漬け・ミノもろみ漬け・ローストビーフ

2皿目です。味噌漬けはゴマの風味も利いています。もろみ漬けのこりこりした感じも良いです。ロースとビーフはお肉の味わいがソースと絡みかなりおいしいです。


賀茂茄子とタンの椀モノ

こりこりしたタンと甘さも感じる加茂茄子です。このナスがかなりおいしかったです。
また、初めて食べたじゅんさいが入っており、ぷりっとした感覚がおもしろかったです。

三筋のカルパッチョ

お肉のカルパッチョです。こしょうがかなり利いていてぴりりとした大人な味わい。付け合せのフルーツトマトがかなり甘くおいしい刈田です。添えてある、洋野菜のマーシュも食べられます。


タンの刺身

こりこりしたタンのお刺身です。味付けがなく肉そのものの味です。しょうゆの代わりに、昆布漬けがついておりこれと一緒に食べます。昆布の塩加減がよくタンの味わいを増幅させます。


牛すじ肉のカレー風味煮

ねぎやヤングコーンなどとすじ肉の煮付けです。味付けがカレーでショット生肉に飽きてきたときに出されると食欲が増進されます。肉はよく煮込んであるようで橋で簡単に切れるほどやわらかいです。

牛トロ、牛と蟹とアボカドの巻き寿司、ヅケ丼
おすし系です。牛トロは、ちゃんと口の中でトロットとろけます。
まきすしは、口に入れた瞬間、アボガドの待ったりした感じが口の中に広がり、次にかにの味わい。最後に肉が残り噛みごたえがあります。ヅケ丼はしょうゆの風味がたちいい感じです。

肉茶碗蒸し

茶碗蒸しの中にも結構大きなお肉が入っており、濃い味付けが口の中で存在を主張します。野菜のこりこりした感じも良いです。


ステーキと泡醤油

メインのステーキです。脂の乗ったかなりガツンとくるステーキです。辛味大根と、独特の泡しょうゆを肉に乗せて食べると、肉の脂、ぷちぷちとろけるしょうゆ、大根の辛味があわります。うまいです。


肉茶漬け

〆のお茶漬けです。甘く味付けされたお肉がごろごろ入っており最後までガッツリ食べられます。
海苔の風味がかなり良いと感じました。


きなこのブリュレとキャラメルのアイスクリーム

デザートです。アイスクリームは溶けやすいので先に食べたほうが良いです。生キャラメルのアイスって感じです。
きな粉のブリュレは、食べたときに口の中に広がるきな粉風味がたまらないです。お皿に残ったきな粉がもったいないほど。
きな粉の甘さがお肉で疲れた胃にしみる感じですw


珈琲


2年たってもおいしさは変わっておらず、それが何よりうれしかったです。
2度目なのでサプライズ感は少なかったですがどの料理もよく考えられています。

残念なのは、今回、カウンター席ではなく、座敷席だったのでご主人の真剣な姿が見れませんでした。