2011/02/09

佐賀旅行② 『ローカル線と陶芸体験』

佐賀旅行二日目

朝は、7時過ぎに起きて、まず温泉。
8時から3階の宴会場で朝食です。
バイキングかと思ったら、個別に普通の朝ご飯が用意されていました。



チェックアウトは10時なのですが、電車の関係で少し早めに出発。
駅まで送迎してもらいました。



JR武雄温泉駅から9時38分発特急みどり3号で、有田駅まで行き、昨日も乗った、松浦鉄道西九州線に乗り換え、9時59分発普通伊万里行きに乗車しました。
松浦鉄道は一両編成のローカル線です。田園風景の中まったり走り、終点伊万里駅に10時22分到着。



この日目指したのは、伊万里焼の窯元が集まる里「大川内山」です。
伊万里駅からは、バスで、10時30分発の西肥バスにのりました。
約15分ほどバスに揺られ山間の里「大川内山」に到着しました。



まず、窯元「大秀窯」さんで予約してあった陶芸の体験。以前からやってみたかったのです。
お店に行くと、奥の工房に案内されました。



教えてくれたのは、今風の結構若いお兄さんでした。
ろくろの使い方や土の扱い方を習い、お兄さんの補助を受けながら制作開始。
ろくろは結構力のいる作業でした。
創ったのは、めし椀、湯飲み、お皿の三つです。
その中で、めし椀とお皿を焼いてもらうことにしました。
乾燥させたり、焼いたりで、届くのは約1ヶ月後だそうです。たのしみ



陶芸体験が終わると外は吹雪になっていましたが、がんばって、大川内山を散策。
秘境の里となっていましたが、結構奇麗に整備されて、たくさんの窯元が並んでいます。
夏などはたくさんのお客さんが来そうです。
寒さに震えながら、10件近くの窯元を見て巡りました。



昼食は、大川内山から徒歩で10分ほど下った場所にあるレストランで食べました。
バスの時間を計り店を出て、14時25分に正力坊バス停からバスに乗り伊万里駅まで戻りました。



次に乗る電車まで時間があったので伊万里駅近くで焼き物を扱っているお店を2,3店ほど周り散策しました。



伊万里駅から乗ったのは、筑肥線15時22分発唐津行きの電車です。
ディーゼル1両電車でしたが、割と結構たくさんのお客さんが乗っていました。
田んぼの中や山間をゆっくり進み、約50分かけて唐津駅に到着。

唐津も吹雪いていたので、今日の散策は断念しタクシーでお宿に直行。
この日のお宿は老舗旅館「洋々閣」さん。



「洋々閣」は大正時代に建てられた建物の純和風旅館です。
部分的に補修リニューアルされていますが、廊下や部屋などは当時の物です。

部屋もふすま・障子、畳敷きの純和風です。天井に2台のエアコンが隠されていますが、障子を開けていると部屋は結構寒いです。
内風呂は小さいながらありますが、入りませんでした。アメニティも普通です。

浴衣に着替えてから、館内にある陶芸作家さんのギャラリーを見てから、お風呂に行きました。
「洋々閣」の大浴場は、温泉ではありませんが、岩盤浴でもよく使われる麦飯石を使い暖められたお湯で保温力が良いそうです。
きりっと熱いお湯で、結構暖まりました。



夕飯はお部屋で頂けます。
頼んであったのは、冬季限定の「あら鍋」のコースです。
すごい量で食べきれないほどでした。

食後にまたお風呂で暖まり就寝です。