2009/11/19

ミシュラン一ツ星の肉懐石

京洛肉料理 いっしん - 牛料理、割烹・小料理、京料理、和食、日本料理、和食、日本料理(祇園四条)
http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26003825/


先日発売された、「ミシュラン2010 京都・大阪版」で見事ひとつ星を獲得した肉会席料理の店です。
3度目の訪問となります。
ミシュランが発売される前に旅行を計画し予約してあったのでよかったのですが、ミシュランの星獲得後は予約がとりづらくなりそうなのが懸念されます。

いつもの通り、夜は11500円のコースのみ。
今回はご主人の仕事がよく見えるカウンター席をおねがいしました。

コースの流れもいつもの通り。
お料理が多少変わる感じです。

今回特に美味しかったのは、三筋のなす合えです。肉の柔らかさとなすの味わいの辛味がよく、うーんとうなってしまいます。



ローストビーフと白味噌和えもおいしさ健在です。



椀物はタンとごま豆腐で松茸も入っておりいい香りでした。



漬け物のすぐきとの和え物は、こりこりした感じと肉の柔らかさがおもしろく美味しいです。



独特のタンの刺身は前回と同じメニューですが、味付け昆布が少し変わっていました。



筋肉の煮込みはふんだんにバターが使われている感じで、その味わいと箸でで簡単に裂けるほど柔らかくなったお肉がガツンときて美味しいです。
この料理は日本酒よりもワインが合いそうです。



定番のおすしの牛トロ、アボカドとかにの巻すし、付け丼です。牛トロほんとに肉が舌でとろけます。



茶碗蒸しは、独特の容器に入れられ、お肉の柔らかさと対照的な豆のこりこりした感じがアクセントになっています。このお肉もかなりきついですw



メインのステーキはいつもの通り泡醤油で食べます。おいしいけど、この辺に来るとおなかいっぱいでつらいですw



ラストは肉茶漬け。お茶漬けのお肉はさらっと食べられます。



で、いつも期待するデザートは、ほうじ茶のクレームブリュレと柿のアイスクリームでした。
柿のアイスクリームはかなり斬新で、味はホントに柿。柿の甘みだけで構成されている感じでした。
また、ほうじ茶のクレームブリュレは、ほうじ茶独特の香りも残っており、その渋みと甘みのバランスがよく大変美味しいです。



今回、お弟子?さんが加わり、料理の指示を出すご主人はいつもの通り厳しい方でしたが、その真剣さがかっこいいです。
食事が終わり一段落したころにご主人に話しかけると、気さくな方でいろいろ話してくれます。
その話の中でクレームブリュレは現在6,7種類あり、それ以外でも予約のときに相談してくれればいろいろ作れると話してくれました。



ちなみに、ミシュランの裏話もいろいろ話してくれました。大変面白く興味深かったです。