2015/09/26

温泉と鯛すき鍋 「季の湯 雪月花」

季の湯 雪月花 (トキノユ セツゲツカ) - 強羅/旅館・オーベルジュ(その他) [食べログ]
http://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141001/14012476/




箱根 強羅温泉のお宿「季の湯 雪月花」に泊まってきました。

箱根山に火口周辺警報(噴火警戒レベル3)が出てからしばらくたちます。
ニュースでお客さんが減っているとの報道もあったことから、お得なプランがあるのでは?
と、思い宿泊サイトを巡回すると強羅温泉の「季の湯 雪月花」でお得なプランがありましたのでクリックしました。

お得なプランは、少し遅いチェックイン、夕食が指定コース、部屋がおまかせなど制限がありましたが、露天風呂付きの部屋ですし、食事の内容は同じなので、金額からするとかなりお得感がありました。

「雪月花」の温泉は、二つの大浴場と三つの貸し切り露天風呂です。
貸し切りは空いていれば入れるしくみ。
岩風呂と檜風呂にはいりましたが、気持ちよかったです。


夕飯は「和食処 花鳥」での「夏の鍋料理会席」でした。
夏の鍋は、鯛すき鍋です。

食事の時間は、17時半か20時の選択になります。
遅い時間を選択しました。
予約の時間に受付に行くと席に案内してくれます。

まず、食前酒で「甘夏酒」です。
甘夏の甘酸っぱさが強かったです。

先付は、「胡麻豆腐」で、普通の感じw



前菜は、きれいに盛りつけられて並んでいます。
「無花果ゼリー」はイチジクの甘みがしっかり出ていました。
「旬野菜寄せ」は細かい野菜がたくさんでした。
「揚げ浅蜊真丈」はもちもち柔らかくアサリの味わいが良いです。
「鶏つくね焼き」は醤油だれ香りとぷりぷりしたつくねです。
「トマト釜チーズ焼き」はプチトマトがくりぬかれ、チーズが入っています。
焼かれているので、トマトの実がぎゅっと締まった感じです。
「順菜酢」は酢の物になったジュンサイのとろとろこりっとがいいです。
「長芋のずんだ和え」はおまんじゅうのようです。



冷やし吸物は「じゃがいものすり流し トマト寄せ セルフィーユ」です。
すり流しはビシソワーズのようで、じゃがいもの香りが良いです。
トマト寄せの酸味がふわっとした感じです。
セルフィーユは苦い葉っぱでしたw



お造りは「近海物三種盛り」で、かんぱち、まぐろ、ぼんごイカです。
カンパチは角が立っているというか新鮮なのがわかりました。
マグロは中トロですが、口の中でとろける感じが良いです。
ぼんごイカは、とろっとろ。舌の上でねばーとして美味しいです。
青海苔の寒天寄せも海苔の風味がいいです。



焼物は「鮎の塩焼き」です。しっとり焼かれた鮎で、苦みも少なくていいです。
たで酢で食べるとさっぱりします。



揚げ物は「鱚と穴子の天ぷらと野菜の天ぷら」です。
キスはしっとりした天ぷらです。ジューシーで甘みがありました。
穴子は少し小さめでがっかり。身にしっかり味付けられていてふわっとしています。
香ばしさを感じいいです。
野菜は、ナス、シシトウ、ミョウガです。
天つゆが付いていたのですが、なんだかこのつゆが出汁の味がしっかりしていて美味しいです。



鍋物は「鯛すき鍋 鰯つみれ」です。
刻みネギとニンジンを沸騰したつゆに入れ、イワシのつみれも作ります。
再び沸騰したら、鯛すきをしゃぶしゃぶして食べます。
鯛は軽くしゃぶしゃぶと言われたのですが、軽すぎると少し生臭いので、わりとしっかりゆでた方が良いです。



お食事は「桜エビの釜飯」です。
釜飯は、テーブルに置かれた釜で30分かけて炊きます。
ご飯には、ホワイトアスパラのみが入り炊きあげます。
桜エビは炊きあがってから混ぜて食べます。
桜エビのコリコリとしっとり味の付いたごはんでした。



水菓子は「アセロラのジュレ 無花果 マンゴー 西瓜 若桃」です。
マンゴーが甘くておいしいです。スイカは微妙。

サービスは普通ですが、配膳のタイミング・仕方をもう少し改善したらもっと良くなると思います。



朝ご飯も和食。