2016/10/12

シェフ自ら取り分ける自家製生ハムが楽しい。老舗スペイン料理店「レストラン・バスク」

 □レストラン・バスク (RESTAURANT VASCU) - 杉並町/スペイン料理 [食べログ]
http://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010501/1002152/

シェフ自ら取り分ける自家製生ハムが楽しい。老舗スペイン料理店「レストラン・バスク」



函館の夕飯は、行ってみたかったスペイン料理屋「レストラン・バスク」で食事をしました。
人気店であるため、ちゃんと事前に予約。



予約の19時に行ってみると奥の個室で宴会が行われていました。
左側の広いエリアのテーブル席に案内されました。
こちら側では最初のお客になりましたが、その後、次々にお客さんが来て、ほぼ満席になりました。
やはり人気のようです。

注文したのは、
夜のコース シェフが提唱する渡島半島の料理コース \4,645
です。

このコースは、ピンチョス(6品)、パン、自家製生ハム、スープ、メイン(選択)料理に、デザートとカフェのコースです。


一皿目は、ピンチョス(一口おつまみ)は、通常は6品らしいのですが、この日は9品でした。



内容は、
噴火湾産 甘海老のクリームコロッケ
自家製スペインソーセージ 道南産 豚肉100% 塩パプリカのみ
戸井産 天然鰤のカルパッチョ
自家菜園 ビーツのブランマンジェ(西洋赤カブ)
近海産 青魚の酢漬け
南茅部産 真昆布
椎茸のアヒージョ
黒豚のパテ
鴨肉とタマネギのマリネ
です。

9品が並ぶ姿は圧巻です。
特に印象的だったのは、まず甘エビのクリームコロッケ。
甘海老の甘さとクリームがいいです。
ソーセージはスパイシーな味わいです。
真昆布はこりこりした食感が良いです。



パンは自家製です。
太くて軽い感じのバケットで温かいのでバターをたっぷり塗って食べるのが良いです。



なお、お代わりは自由です。



自家製生ハムは、原木をシェフ自らカットしてだしてくれます。
3,4枚カットしてくれ、バケットにのせて食べます。
ハムの旨みとしっかりした塩加減で美味しいです。
なお、この生ハム、1年9ヶ月を掛けて熟成されるとのことで、店内には原木が多数ぶら下がっていて楽しいです。

スープは2種類からの選択でした。



まず、駒ヶ岳産 かぼちゃのスープはさらっとしたカボチャのスープですが味わいは濃いです。



道産ニンニクスープはコンソメスープに溶き卵が入っています。
ニンニクの味わいが強くて元気になりそうです。

メインは、肉料理・魚料理6品から選べます。



まず、魚料理は「津軽海峡産 小いかのすみ煮 バスク料理」にしました。
出てきたのは、小さめのイカ2杯とリゾット。
イカは足が身の中にしまわれていて、イカスミのソースがかかっています。
着るのがちょっと大変ですが柔らかくコリモチの食感に、イカスミのコクのある味わいが加わっています。
リゾットが付いているのは、イカめし風って事ですね?美味しいです。



肉料理は「函館きむら牧場 男爵豚のスネ肉リヨン(コンフィ)」にしました。
コンフィなので骨付きかと思いましたが、カットされたすね肉でした。
脂身と筋で食感と味の違いを感じられます。
脂は少なめでさっぱりしていいです。
添えてあるのはインゲンとポテト。ポテトは美味しいです。



オレンジゼリーの乗ったチーズケーキと、クレマ・カタラナです。
さっぱりしたオレンジのゼリーとチーズの香りが良いチーズケーキはいいです。
クレマ・カタラナはスペインのお菓子で、クレームブリュレに似ています。
クレマ・カタラナはカスタードクリームが固まっておらずなめらかなままです。
味わいはクレームブリュレとほぼ同じ感じですがそのなめらかさが良いですね。



〆はコーヒー。
普通に美味しいコーヒーでした。

スペインの家のようなレストランで雰囲気も良くゆっくり美味しい料理が食べられました。