鮨人 (すしじん) - 堀川小泉/寿司 [食べログ]
http://tabelog.com/toyama/A1601/A160101/16001163/
富山のお寿司屋さん「鮨人」でランチをしてきました。
以前富山の回る寿司を食べたのですが、美味しかったのを覚えています。
今回富山で時間があったので、ランチで美味しい寿司を食べたいと思い探したところ、気になったのが「鮨人」さんです。
事前に予約で電話をすると、時間は12時か13時15分とのこと、宿からの移動時間を考え13時15分にしました。
コースは、3,000円、4,000円、5,000円です。
値段の違いは、その日の仕入れにより貫数も変わるらしいので、ネタの違いなどもあるようです。
13時過ぎにお店に行くと、12時からのお客さんが出てきているところでした。
中に入り、カウンター席に案内されます。
綺麗に整頓・清掃された感じあるカウンター内は好感が持てます。
注文したのは。
お昼のコース、4,000円
です。
テーブルにガリとお茶が用意されます。
時間になると、大将の説明とともに料理が出されていきます。
まずは、
白エビのにぎり
甘エビのにぎり
です。
紅白セットで用意しましたとの説明です。
白エビと甘エビは昆布締めされたものです。
白エビ、甘エビとも甘く口の中でとろける感じです。
特に白エビの昆布締めされたコクのある味わいが気に入りました。
また、赤酢を使った酢飯のさっぱり感も良いです。
梅酢餡の茶碗蒸しです。
緩い茶碗蒸しで、タマゴの味わいよりも、梅酢の味がしっかりしています。
甘酸っぱい味が良いです。
食事を始めてから、目の前のカウンター内でイロイロ用意されていたのが、次に出てきた、カワハギとイクラの丼風です。
カワハギのコリコリ感と新鮮なイクラのプチッと感、海苔のほのかな風味とで美味しいです。
次の皿は、
ズワイガニのにぎり
ノドグロの串焼き
です。
ズワイガニのにぎりは、柔らかく、とろりと甘いです。
繊維状の食感をよく感じます。
ノドグロの串焼きは、ノドグロの脂のうまみをしっかり感じます。
ほろっとした口当たりですが、口の中で溶けていくのがすごいです。
次は、鯛昆布締めにぎり です。
鯛のコリコリした食感と、ほのかな甘みを感じます。
鰺のにぎり は、さっぱりした味わいと赤酢のご飯がよく合いいいです。
鰤のにぎり は、脂ののった味わいと、とろりとした食感が良いです。
づけのにぎり は、大間産マグロです。
醤油の酸味は柔らかで、トロっとした食感に、うまみとさわやかさを感じます。
椀ものは、魚出汁の汁物です。
色々な魚の骨と海老の殻を煮込んだもので、調味料は一切使っていないとのこと。
飲んでみると、濃厚な味わいで、濃い味噌というか醤油で味付けされていないのが不思議に感じます。
濃厚ですが後味はすっきりしています。
食事の最後は、うなぎの巻物です。
板さんに手渡しで渡されます。
パリパリの海苔とその香り、酢飯とウナギのほくほくした味わい、水菜のシャキシャキとさっぱり味が渾然一体となって食べられる巻物はなかなか良いです。
デザートは、塩アイスモナカ です。
これも板さんがカウンター内で、最中の皮にアイスクリームを詰めて、出してくれます。
最中の皮は、米粉で出来ていて、網で焼いてあるので、香ばしくてパリパリです。
塩アイスの塩は、能登半島先端部の「珠洲の塩」を使っているそうです。
塩のうまみと甘みを感じさっぱり美味しいアイスクリームでした。
基本的にお寿司は丁寧に作られて感があり美味しいです。
なにがすごいとは感じられませんが、素材を旨く使った感があります。
1時間で食べ終わらせるため、次々にお寿司が出てくるのが、少しせかされている感があります。
本格的な寿司屋はそうだと言われればそうなのですが、ゆっくり味わいたい事もあります。