2011/04/23

晴レノ空ノ下

晴レノ空ノ下 Hareno sorano shita - 品川/和食(その他)
http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130703/13043407/

夕飯を食べに品川港南口の飲み屋街にいきました。
この辺は、品川フロントビルがオープンしたせいで、ちょっと雰囲気が変わった感じです。

雑居ビルの5階にある「晴レノ空ノ下」に入ってみました。
ちょっと遅い時間だったので、お客さんは3組ほど。
カウンターと半個室に分かれています。

メニューを見ると、飲み物中心で食事のアラカルトは少なめでバーのようです。
外の看板に夜定食の文字があったのですが、店内のメニューには見当たらなかったです。
食事をしたい場合は、コースメニューが唯一の選択肢なのでしょうか。

食事をしたかったので、おすすめの
【卯月 月替わり会席】 3900円
を注文しました。



前菜は「春野菜いり酒和へ 菜種サラダ 白魚吟醸漬」
白魚は甘い味付けでぷりぷりした食感が良いです。
菜の花など、春野菜のサラダは優しい味わいです。



お椀は「お吸い物 ~蛤真丈湯葉巻~」
ハマグリのシンジョウで柔らかく噛むとハマグリの風味がよく出てきます。
湯葉で巻いてあるのもおもしろいです。
お吸い物の出汁と塩加減のバランスが良く、美味しいと思いました。



お造りは「鰆焼霜造り」
新鮮なサワラは、脂ののりもよく、歯ごたえもしっかりありました。



焼物は「豚ヒレ味噌焼&焼筍」
焼き竹の子が柔らかく香りも良くかなりおいしかったです。
豚ヒレ味噌焼は、焼かれて味噌の甘みと豚の脂が合わさって美味しかったです。
もっと食べたい感じです。



揚物は「鱚ばくらい揚 のびる南部揚げ」
キスの上にばくらい(塩から)を乗せてあげてありました。キスは淡泊ですが、ばくらいの塩が合わさりうま味が出ている感じです。
のびるは黒ゴマがかかっていて苦みがありました。



煮物は「飯蛸桜煮」
タコが柔らかく醤油の味が濃く美味しいです。
里芋も好きですね。



強肴は「馬肉の叩き」
ネギが乗り、たたきで出された馬肉はあっさりな味わい。
やわらかく少し香ばしく感じました。



食事は「ねこまんま」
メニューではねこまんまと言う名前ですが、鰹節茶漬けでした。
鰹節の風味と雑穀米、なんとも風味よくさらさら食べられてかなり気に入りました。



甘味「春香る白玉」
デザートは、奇麗な色のきなこ白玉と抹茶白玉です。
白玉はもちもちしてやわらかく、きなこと抹茶の風味を引き立てていました。
お茶(抹茶)もだされほっと一息付けました。



一品一品丁寧に作られている印象ですが、値段の割に量が少なく、夜に食事向きのお店じゃないですね。
機会があったら、ランチや夜定食を食べてみたいかも。