□京洛肉料理 いっしん (きょうらくにくりょうり いっしん) - 祇園四条/牛料理 [食べログ]
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京都に行くと必ず食べに行く肉懐石料理のお店、「京洛肉料理 いっしん」です。
ミシュランの星を取る前から通っています。
今回も事前に予約をしていきました。
お店は祇園白川の近く、新橋通沿いです。
日曜日の夜だったので人気は少なく静かでした。
予約の時間、19時に行ってみると、カウンター席、奥の個室もお客さんがいて満席でした。
手前の個室に案内されました。
カウンターでご主人の料理を見ながら食べたかったのですが残念。
コースは1種類、
おまかせコース 12,900円
です。
おまかせコースの内容は
・先付
・3種盛り
・煮物椀
・和え物
・タン刺し
・テール肉の料理
・寿司3種
・煮込み料理
・サーロインステーキ
・肉茶漬け
・季節のデザート
・コーヒー
です。
先付

みすじの黄身漬けです。
柔らかいみすじ肉に甘い黄身につけたもののよう。
さっぱりした味わいに、あまさがいいです。
3種盛り

お肉の3種盛りは、みすじすぐき和え、ミノの胡麻和え、ローストビーフカレー味で豪華です。
みすじの柔らかさにすぐきの苦味、ミノのコリコリ感と胡麻のまったり感、しっかりしたロースビーフのカレーのスパイシーな味わいがいいです。
煮物椀

椀物は、蟹しんじょうと、たんの塩漬けです。
ほぼ蟹で構成されているようなしんじょうで、蟹感がすごいです。
たんは、こりこりっとして程よい脂感です。
和え物

赤ワインに漬け込んだ、もも肉のカルパッチョです。
薄く切られたもも肉がきれいです。
食べてみると、さっぱりしていながら、お肉の味わいとほのかなワインの風味を感じます。
とろっととろけるお肉の感じもいいです。
タン刺し

タン刺しは、九条ネギと生姜の和物と食べます。
さっぱりしたタン刺しに、ネギの苦味と清涼感のある生姜の味わいがあわさりいいです。
テール肉の料理

テール肉と淀大根のみぞれ煮です。
器ごと熱したようで、中はグツグツで熱いです。
ごろっと入ったテール肉は、味が濃い目。
食感はホロホロと柔らかく繊維的でもあります。
淀大根は聖護院ダイコンとも呼ばれている大根だそうです。
カットした大根は柔らかく肉の旨味を吸っています。
みぞれの大根おろしと水菜は熱々でさっぱりしていいです。
寿司3種

寿司は、牛タン握り、牛のアボカドロール、漬け丼の3種類です。
やわらかく口の中でとろけるたんの握りです。
牛のアボカドロールは一口で。
海苔の香ばしさ、牛肉の旨味、アボカドのとろみ、カニの甘み、酢飯があわさり美味しいです。
漬け丼は生牛肉と醤油のコクがいいです。
煮込み料理

タンのビール煮込みです。
コリコリしたタンのお肉が、ビールで柔らかく煮てあるようです。
お肉の旨味にほのかに感じるビールの味わいが面白いです。
サーロインステーキ

メインのサーロインステーキです。
4切れほどですが、脂をガツンと感じる、これぞステーキ!と言った味わいです。
四角いのは泡醤油で橋で切り分け肉に乗せて、白わさびとともに食べます。
醤油の酸味が脂身でより強調されるあじわいです。
肉茶漬け

〆のご飯物は、肉茶漬けです。
これは、海苔の風味がかなり強くて美味しいです。
さっぱりしただし汁にワサビの風味、肉の脂身もしっかりしていています。
季節のデザート

酒粕のアイスクリームと丹波黒豆のブリュレです。
酒粕のアイスクリームは、本醸造酒の酒粕を使ったアイスクリームで、かなりお酒の味わいです。
さっぱりしていながらコクを感じかなり高レベルな美味しさです。
丹波黒豆のブリュレは、味わいの強い丹波の黒豆の入ったクレームブリュレ
表面のキャラメリゼ部分と中のクリームの黒豆感がいいです。
コーヒー

コーヒーは普通ですが、お肉でかなりの脂を食べたのでさっぱりしていいです。
今回もやっぱり美味しかったです。
ごちそうさまでした