2010/09/28

博多水炊き

水たき 長野 - 中洲川端/水炊き
http://r.tabelog.com/fukuoka/A4001/A400102/40000010/

鶏ガラを水からじっくり煮込む「水炊き」も博多の郷土料理ですが、ちゃんとした水炊きを食べたことがなかったので、博多の知り合いにおすすめの店を紹介してもらい食べに行ってみました。
お店は電車で行くには不便なところにあり、地下鉄の駅から結構歩くことになりました。
バスやタクシーを使えばもうちょっと楽だったのかもしれません。

お昼12時の予約時間に行くとすぐに案内されましたが、受付の人の対応はいまいちです。
座敷の席は、鍋や食材がすでにセッティング済みで手際は良いです。



鍋は、すでに骨付きの鶏肉が煮立たせられています。
まずはその出汁スープが湯飲みに注がれます。
スープは鶏ガラの風味がよくおいしいスープです。



お通しは、鶏モツの酢の物で、こりこりして食感が良くさっぱりしています。



鶏肉はポン酢で食べます。
肉は、身が締まっていながらも柔らかく、臭みがなくおいしいです。
ただ、細かい骨が多めなので、食べるのがちょっと大変です。



次は、鶏レバーと鶏団子が鍋に入れられます。
鶏レバーはぷりぷりした食感で味わい深いです。
鶏団子は思ったよりもさっぱりで、荒く砕いた感じのごつごつした歯ごたえ。スープのうま味がよく染みこんでいてポン酢によく合いおいしいです。



鍋の最後は野菜です。お麩、キャベツ、ニラ、春菊、イトこんにゃくなどを入れます。
スープのうま味が野菜に染みこみます。キャベツとお麩がかなり良い感じです。



おじやはコースには入っておらず、別注文になります。
注文すると、店員さんが、スープに残った具をきれいにとって、ご飯入れ溶き卵で締めて作ってくれます。
出汁のいい味わいとご飯と卵が合わさり、さっぱりしたおじやで

短時間ですが、ご飯にスープのうま味が染みこみこれもなかなか良い感じ。
ふわふわの卵もいいです。

お昼コースでも、かなりおなかがいっぱいになりました。