2009/12/31

年越しそばと第九

「年末って感じがしない」

よく考えるとここ数年そう思います。
子供の頃、年末になるとどきどきして盛り上がったものですが、毎年年末って感じがしないってことはこんな感じが年末なのではないかと・・・。

年末は年越し蕎麦。
今年も麻布十番の更級堀井のそばを予約しておいたので、自転車で受け取ってきました。



総本家更科堀井 本店 そうほんけさらしなほりい - 麻布十番/そば、懐石・会席料理、蕎麦、和食、日本料理
http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13001226/

年越し蕎麦は、「細く長く達者に暮らせることを願う」ということで年末に食べるおそばの習慣ですね。詳しくはこちら↓を。

年越し蕎麦 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B4%E8%B6%8A%E3%81%97%E8%95%8E%E9%BA%A6


さて、家に帰り、おそばを食べる準備を始めテレビをつけると偶然、NHK BS2で第九演奏会の放送が始まりました。年末といったら第九ですよね。

なぜ年末に第九の演奏会が多いのかは、参加メンバの多い第九を演奏することで楽団員の収入を得たということらしいです。詳細は↓を。

交響曲第9番 (ベートーヴェン) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC9%E7%95%AA_%28%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%29

と、いうことで、NHK交響楽団の演奏するベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調作品125の演奏を聴きながら、年越し蕎麦の準備をして、食べ、片付けまでしました。ちょうど片付けが終わったところで演奏もおわりました。
実は第九を第一楽章からフルで聴いたのは初めてかも。

と、かなり年末っぽい生活をしているわけですが、気分は全然「年末っぽくない」です。



更級堀井の蕎麦は、うちたて生そば「さらしな」と「もり」を一人前ずつ。ついでに、エビ天2匹を買いました。
蕎麦にはもちろんつゆもついています。



蕎麦をゆでるのは70秒ほど。吹きこぼれやすいので目を離さないようにします。
あまり、かき混ぜすぎると蕎麦が細いため細切れになってしまうので注意しましょう。

流水で洗い、氷水でしめてお皿に盛ります。
うちには蕎麦をのせるいい器がないのが残念です。

まず、もり。少し黒みのかかったそばです。
極細でしっかりした感じ。少しざらつき感がありますが風味がよく甘いつゆにあいます。



さらしなはつるつるしたそばの実の芯の粉だけでうつ蕎麦。
ちゅるっとのどごしよく食べられます。



エビ天は割と大きなエビが2匹。
ぷりぷりした食感と衣にもしかかりした味付けがされていていい感じです。


みなさんはどんな年末をお過ごしでしょうか。
来年が皆さんにとってよい年でありますように

よいお年を!