2016/02/11

北陸新幹線② かがやき505号 グランクラス編

北陸新幹線② かがやき505号 グランクラス編

Gran Class | meets新幹線 | JR東日本
http://jreast-shinkansen.com/granclass/

北陸新幹線「E7系・W7系」のグランクラスに乗車しました。グランクラスについては説明の必要がありませんが、新幹線版ファーストクラスと言われるものです。豪華なシートに、お弁当、お菓子、フリードリンク、アテンダントサービスなどがあります。



乗車したのは、東京駅8時36分発 北陸新幹線 かがやき 505号 金沢行きです。
グランクラスは、金沢方先頭車両12号車です。



一番前のグランクラスのマークのあるドアから乗り込みます。



中の扉にもグランクラスの表示がありテンションが上がります。
席は、3C、席の上の飛行機のような手荷物入れにバッグを入れます。
飛行機と開き方と閉じ方が異なりますので、注意しないと絞めるときに大きな音が出て恥ずかしくなります。



グランクラスのシートは、レクサスのシートを作った会社が手がけたとのこと。
革張りで豪華です。シートは、は全体的に倒したり起こしたり出来たり、個々に調整する事も出来ます、
足下に社内誌とスリッパがあります。
スリッパに履き替えてリラックス。

テーブルは左の手すりのしたに格納されています。
斜め前に引っ張り出すようにすると出てきます。
二つ折りになっているので、向こう側に倒すと広がります。
また、左側のドリンクフォルダーも広がりますので、テーブルを出さない場合でも、ドリンクとおしぼりを置くことが出来ます。



8時36分発定刻に東京駅を出発。
出発するとアテンダントさんの自己紹介があり、ワゴンで順番にドリンクと軽食の注文を取っていきます。

軽食は、和食と洋食があります。
一人一品なので、一つずつ注文しました。

和食は東京出発と金沢出発でメニューが違います。
東京出発だったので、
「グランクラス和軽食 -北陸新幹線 東京編-
です。



内容は、
鰤照焼
玉子焼
合鴨スモーク
干柿チーズ風味寄せ串

野沢菜煮
飾り人参煮

いかと鮭の麹漬け

煮物
野菜入り鶏団子
春雨の巾着
蓮根
いんげん
生麩

季節のご飯
です。

基本的に上品な味付けです。

鰤照焼、合鴨スモーク、野菜入り鶏団子が美味しいです。
また、特にいかと鮭の麹漬けが美味しく、ご飯のおかずにもお酒のあてにもなります。

季節のご飯は炊き込みごはんのイクラのせです。
普通に美味しいです。



「グランクラス洋軽食」の内容は、
ハムサンドイッチ
ごぼうサンドイッチ
鰤の照り焼き
マッシュポテト
リンゴのコンポート
です。



サンドイッチはどちらも美味しいのですが、ごぼうのサンドイッチがかなり美味しくて気に入りました。
また、マッシュポテトがほどよく甘くてなめらかな口当たりで美味しかったです。
軽食のレベルは高いです。

ドリンクはフリーです。
冷たいドリンクはワゴンからすぐに出てきて提供されますが、温かいお茶や紅茶などは待たされるので注意が必要です。



飲んだのは、梅酒スパークリング。
軽い飲み口で飲みやすいお酒でしたが、アルコール分はしっかりあるので少し酔います。
黒烏龍茶、緑茶、紅茶は普通です。

お菓子は、あられとケーキが付きます。
ケーキは、パウンドで、バターかリンゴのが選べます。



あられは、新潟の亀田製菓の「七彩めぐり」です。
グランクラス用のオリジナルで、あられが10種類ほど入っていました。
どれも普通に美味しいです。



パウンドケーキは、持ち帰り後で食べました。
バターケーキは、佐渡のバターと魚沼産コシヒカリの米粉を使った物です。



お弁当とお菓子を食べ終え、2,3杯ドリンクを飲んだ頃、10時2分長野駅に到着です。
長野駅では、8人ほど降車し、グランクラスは少し落ち着いた雰囲気になりました。
ちなみに、グランクラスはチケットを持っていないと入室不可となっていますが、入ろうと思えば入れてしまいます。
このときもグランクラスに乗車した先生の元に何人も挨拶に来ていて(想像)アテンダントさんに注意されていました。

長野駅ではホームの向かい側に、「はくたか555号」が停車しています。
窓越しの確認では、グランクラスの利用は1名だけでした。

長野を出発するとトンネルがまだまだ多いです。
北陸新幹線はシートのコンセントのサービスはありますが、無線LANサービスはありません。
b-mobileのSIMのモバイルルーターでネット接続していましたが、トンネルが多いためしばしば通信が途絶えてしまいます。

トンネルを抜け、日本海が見えると車内放送で案内されます。

富山到着は10時50分で、金沢到着は11時10分です。近いですね。
金沢に到着が近くなるとアテンダントさんからの挨拶があります。
アテンダントさんは、降車時はドアの手前に立ち、見送ってくれます。

さて、無事に金沢駅に到着したのですが、ここから若干問題が。
グランクラスは12号車、東京から来ると先頭車両です。



なんと、改札階に降りるためのエスカレーターの位置は、7号車進行方向側のドアとなり、エスカレーターも下り1基しかないので、人が集まります。エレベーターは6号車位置、階段は5号車位置です。
特にグランクラスの12号車から行くわけですから、エスカレーターに到着したときには大行列です。
東海道線のグリーン車でさえ、ほとんどの駅でグリーン車の停車する位置近くに階段などがあるのに、グランクラスの利用でこれだとテンションが下がります。
ちなみに東京駅では、12号車の位置近くに階段があります。
もう無理だと思いますが、JR西日本はその辺のこと考えが及ばなかったのでしょうか。

グランクラス内のサービスとシートには満足したので、やや残念です。