2010/06/27

新鮮な鶏肉料理の店

じどりや穏座 - 小野/鳥料理、鶏料理
http://r.tabelog.com/shiga/A2501/A250101/25000920/

琵琶湖大橋西側、大津市真野という地域の田んぼの中の養鶏場でやっている鶏料理の店「じどりや 穏座」さんです。

滋賀の観光本で紹介されており、夕飯で利用してみました。
カウンター席のみで食べられる「地鶏塩焼コース」を狙ったのですが、既に予約でいっぱいだったのでテーブル席となり、コースは「地鶏鍋コース 3800円」となりました。



店内は、ジャズの流れる洒落た空間で広く落ち着きがあります。

地鶏鍋コースの鍋は、すき焼、水炊き、とり鍋、きりたんぽ鍋が選べるのですが、お店の人のお薦めですき焼きにしてみました。
料理の鶏肉は、この店の裏で育てられた地鶏を使用し、その日に状態の良い鶏を絞めたものが使用されます。

飲み物で面白かったのが日本各地の地サイダーがあることです。
試しに、小豆島のオリーブサイダーを頼んでみました。
味は普通のサイダーなんですが、最後には鼻から抜ける時にオリーブの香りがします。



鳥の皮揚げ
お通しで出された物です。ぱりぱりしたスナックのようです。



前菜3種
肝・・・鶏の肝でものすごく柔らかく、舌の上でとろけました。美味いです
地鶏そぼろ巻き・・・鶏そぼろの入っただし巻き卵でそぼろ肉の甘みが良いです
ももの照り焼き・・・もも肉を甘辛タレで焼いた物です。



鶏肉の刺身
さしみは、肉をそのまま食べるのですが、モチモチした食感で新鮮そのもの
塩を漬けると甘みを感じ、わさびではコクが加わる感じです。

手羽先塩焼き
大きめの手羽先で、塩焼きなので肉の味わいが強く出ています。
これも肉が軟らかいです。



唐揚げ
カラリと揚げられた鶏肉は中がジューシーでうま味が凝縮されています。



近江しゃもすき焼き
すき焼きの鶏は、近江しゃもでした。
もも、ささみ、胸肉や、肝など特殊な部位も入ります。



肝以外の肉はさっと湯通しされれば食べられるのですが、柔らかいながら歯ごたえがしっかりしていながら柔らかく、噛むと油がしみ出す感じでかなり美味しいです
味付けは関東風なすき焼きですが、それほど甘い感じもでありません。
豆腐など、タレと肉の脂がしみこみだすとかなりうま味が出て美味しいです。
野菜もたっぷりでかなりお腹いっぱいになります。



炊きたてご飯
地元産のお米を釜で炊きあげられた、普通の白いご飯。でしが、つやつやでそれだけで食べても甘みがありかなり美味しいです。
さらに店主が製法にこだわった塩や店主のお父さんが漬けた昆布などと食べるとさらに良いです。



氷菓
ほうじ茶とバニラアイス。まあ、普通です。



やはり新鮮なお肉だけあってどれも美味しいし、店員さんの対応も良くフレンドリーで気持ちよく食事が出来ました。

ついでですが、この店に行った6月上旬、店の裏手の小川にたくさん蛍がいて、ぴかぴか光る姿を見ることが出来ました。
今までに見たことがないほどの大量の蛍に囲まれて幻想的でした。