2016/01/03

京都南禅寺「瓢亭 別館」の朝がゆは、ほっこりする朝ごはん


瓢亭 別館 (ひょうてい) - 蹴上/京料理 [食べログ]
http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26016565/

京都南禅寺の近く、瓢亭 別館で朝がゆを食べてきました。

瓢亭は、江戸時代から続く老舗料亭で、朝がゆが名物です。
別館の方で10時から予約でき、食べてきました。



予約の時間に行くと、奧の席に案内されました。
席は中庭に面する場所で、小川の流れるお庭を眺めながら食事が出来ました。



メニューは、朝がゆのみのため、座ると何も言わずとも出てきます。
まず、瓢箪型の三段の器と、お皿に八寸です。
瓢箪型の器が可愛くその中に、お麩、湯葉、里芋、もずく、白身魚蒸し、キュウリ・お揚げの胡麻和えなどが入っています。
湯葉と胡麻和えが印象的でした。



お皿は、茸、割り出し、鯖寿司、瓢亭玉子です。
瓢亭玉子はあまりに有名な、半熟の玉子。
白身は弾力のあるぷりぷりした食感、黄身は半熟より若干硬めですが、とろ~りした口当たりがいいです。
黄身の甘みがしっかり出ていて美味しいです。
鯖寿司は柔らかな酢の味わいの癖のないお寿司でした。

半熟ゆでたまごやお茄子の田楽など何処の店でも頂けそうな物が、驚くほど美味しい。
お吸い物は、豆腐と生海苔のおすましです。
のりの風味と木綿豆腐の弾力のある食感と大豆の味わいが強いのがいいです。



お粥は一人ずつ鉢に入れられていきます。
トロットロのお粥ですが、米粒はしっかりした感じです。
そのまま食べて見ると、米の甘みと少量の塩のをふわっと感じです。
また、吉野葛でとろみを付けた醤油味のおだしをお粥に入れると、ぐっとコクがプラスされ、さらに美味しくなります。



付け合わせのジャコをお粥に入れるのもいいです。
千枚漬けはさっぱりしていいです。

朝からまったり美味しい、お粥を食べられてしあわせです。

ごちそうさまでした。



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