首都高速のイベント、
ブロガーさん限定!プレミアム見学会のおしらせ
https://c2info.jp/ohashi-jct/
に行ってきました!
今回は山手トンネルの本線と代々木換気所を見学できました。
ここは来年3月開通予定の首都高速中央環状新宿線 新宿・渋谷間になります。
指定された時間に小田急線代々木八幡駅近くの代々木換気所に行くと、受付でヘルメットを渡されいよいよ地下に。
地下の入り口は工事終了後はメンテナンスのための入り口になるとののこと。
地下に降りると、吸排気送風機がどんと並んでいます。
この場所には吸気用2台、排気用2台の四台の送風機があります。
これは長崎の三菱重工で作成されたのが運ばれてきたそうで、直径が2メールを超えている物でかなりでかいです。
で、送風機横で椅子が並べられ、プロジェクタで首都高の工事方法「切抜工法」について説明がありました。
シールドマシンでまずトンネルを掘り、出入り口や吸排気棟のところで作ったシールドを切抜き構造物と合体させているとのこと。結構切り抜いているので工事が大変そうです。
次ぎにこの代々木換気所の設備の説明がありいよいよ設備を見に行きます。
まず、先の吸気送風機の横の部屋。ここは、外から取り入れた空気が消音装置を通って吸気ファンに送り込まれる間の部屋です。
このファンは風速10mで空気を取り込めるそうですごいです。また消音装置は向こう側の部屋から拡声器で大声を出してもこちらの部屋に声が聞こえません。
消音装置の奥の部屋は、吸気塔から空気を入れて消音装置に送り込む部屋です。
大きな羽が設置されその奥に吸気塔がありその下に行くと空が見えました。
次は排気設備の方、まず低濃度脱硝装置でNO2を除去する措置でこのあと奥の排気塔から空気が出て行きます。この装置は自動で洗浄メンテナンスする機能もあるそうです。
奥の排気塔の下にも行けてこちらは塔の高さが60mにもなるため、空はよく見えませんでした。
その手前の電気集塵機は自動車排出ガスが含まれる浮遊粒子状物質(SPM)を除去する装置です。
本線から排気ガスを集めてきてこの装置でSPMを80%以上除去できるそうです。
電気が流れるとかなり危険な装置だそうです。
排気所の施設を見た後、本線に降りていきました。
出たのは内回り線(新宿から渋谷に行く道)。現在絶賛工事中で工事車両がかなり行き交っていました。また埃もすごくマスクを渡されたのが分かりましたw
本線はまだ未舗装で排気や吸気設備、耐熱板の設置などいろいろな工事がなされていました。
シールドマシンで作成される壁が場所により鋼鉄、スチール、RCと種類が違うそうです。
本線上では350m毎に避難所も設置されていてその設備も見ることが出来ました。
20cm以上のコンクリートで守られ真横で火災が起きても命を守ることが出来そうです。
また消火設備もみれました。あまり触ったことのない泡消化剤をだすホースも持ちました。
意外と軽いものなのですね。
で、しばらく歩くと富ヶ谷出入り口。
ここもシールド工法を切り抜いて工作されいてるのがよくわかりました。
で、ホントはここで地上に出てこの見学会も終了の予定だったのですが、地上部で工事をしていて出れないとのこと。急遽、次の神山換気所まで歩くことになりました。ちょっとラッキー。
途中、ミキサー車をUターンさせる装置やカーブ部でバンクを付ける施工などが見れました。
でやっと神山換気所につくとここは、水漏れがかなりひどくて補修中でした。
階段を上って外に出るとさわやかな風が。。。
ちょっと歩き疲れましたが、とても楽しかったです。
実は中央環状線池袋-新宿間は、自宅からはルートに入らず、西池袋からちょっと出たことしか無くあまり体験していません。
新宿線が開通したら都心方面から中央環状に乗れるので使えるかも。と言うか使いたいw
2009/10/18
首都高速 プレミアム見学会
Diterbitkan 10月 18, 2009